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CFDの種類

CFDは世界中の株式、株価指数、債券、コモディティーCFDの取引ができます。

CFDの種類は大きく分類して、株式CFD・株価指数CFDセクターCFD債券・金利CFDコモディティCFDFXに分けられます。
また、指数オプションやバイナリーオプションVIX指数先物をCFDで提供する会社もあります。
:現在、日本国内のCFD業者が扱うCFDの種類とその内容をあげてみます。

株式CFD

取扱い銘柄

日本やアメリカ、イギリス、ヨーロッパ、アジア、オセアニアなどの様々な国の株式CFDが取引でき、中には新興国(インドやブラジルなど)もADR(アメリカ預託証券)のCFDとして取引できる例もあります。
CFDで提供するにはそれ相応の流動性が担保されている必要がありますので全ての銘柄を取り扱うわけにはいきません。
よって、日本国内の株式としては日経225構成銘柄を中心に200~500種類が提供されているようです。

例) FX Online Japan 日本株式CFD:511種類(PDF)

また、海外の株式CFDにも簡単にアクセスできます。海外の株式も皆さんが良く知っている会社は沢山あります。
例えば、グーグルや米ヤフー、マイクロソフト、アップル、金融業ならシティーやJPモルガンなど挙げたらきりがないほどです。
また、新興国のインドや南アフリカ、南米、ロシアなどの株式を取り扱っている会社もあります。もちろん、リアルタイムのレートで取引できますし、チャートやテクニカル分析も各社準備しています。
ただ、会社によっては、株式CFD自体を提供していない会社があったり、取扱い数もまちまちです。

当サイトでは取扱い銘柄数比較で一目で各社の取扱いが把握できるようにしています。

>>CFD取扱い銘柄数で比較



取引の実際

トヨタCFDレート

実際の各取引所の価格と値動きを元に各CFD業者が、右図(FX Online Japan)のようにビッド、オファーを提供し、それを基に買いポジション、または売りポジションを取ることになります。
概ね、ビッドは市場の買い気配値、オファーは売り気配値となっています。
しかし、ビッド、オファーの出し方、考え方(約定なども含む)が各社によって、微妙に違うため、注意が必要です。
この点を把握、確認できるように当サイトではCFD各社のそれぞれのCFD別に取引要綱(取引要領)を準備しておりますので、ぜひご活用ください。

>>各社CFD取引要綱のページ



レバレッジ

株式CFDは信用取引より高い資金効率で取引ができます。そのレバレッジは、業者によって全く異なります。
流動性によって、レバレッジを何段階かで設定しているようです。
このように信用取引をはるかに超えるレバレッジでの取引が可能になりますが、この事はリターンが大きく得られる半面、ポジション状況によっては、リターン同様に大きなリスクがあることを意味しています。

>>各社レバレッジ比較



取引コスト

株式CFDにおける取引コストは、ほとんどのCFD会社において下記の4点があげられます。

1.取引手数料

各社が独自に設定した取引手数料がかかります。
その手数料体系は会社によって様々です。手数料がかからないとする業者もありますが、その場合は、下記に開設するスプレッドが、市場(買い気配地、売り気配値の差)や他社より大きく設定されていると考えられます。

2.スプレッド

株式CFDは、通常の株式取引とは違い、スプレッドが存在します。例えば、トヨタが5000円(買い気配値)5010円(売り気配値)の場合、通常の株式取引では5000円の買いの指値で成立することがありますが、株式CFDでは、ほとんどありえません。CFDは、オファーの値(通常の株式で言う「売り気配値」)が指値の値に並ぶのが最低限必要となります。
その意味でスプレッドは、取引のコストといえます。
上記は、ビッド、オファーが取引所でいう買い気配値、売り気配値と同値でなく、実際の価格に対して業者が設定していることもあります。

3.金利

株式CFDの取引には、金利がかかります。信用取引を利用した事がある方には理解しすいと思います。
買いポジションを翌日に繰り越すたびに金利が口座から差し引かれます。また、売りポジションの場合、信用に逆日歩が発生することがありますが、CFDの場合は、逆日歩は発生せず、逆に金利動向によっては金利を受取ることができる場合があります。
金利の計算は、各社で違いますが、ほとんどの場合、基準とする金利を政策金利またはLIBOレートに設定し、それに各社それぞれ設定した金利を上乗せし、360日あるいは365日で割った分となります。
ショートポジションの場合は、上記の基準金利から設定金利を差し引いた分を受取ることになります。しかしながら、最近の低金利によって差し引いた額がマイナスいなる場合があります。その場合のCFD会社の対応はバラバラで、その分を支払う必要のある会社とマイナスの場合でも支払の必要のない会社とがあります。
この金利も各社で全く異なる設定をしていますので、ご注意ください。
これらの詳細もコスト比較及び、取引要綱で説明を行っていますのでご利用ください。

4.配当金調整額

株式CFDにおいては、通常の株式取引のように配当金の受け払いがあります。買いポジションを持っている株式CFDの対象株式に配当が行なわれる際には、同等の調整額が顧客の口座に反映されます。
逆に売りポジションを保有している場合は、同等の調整額が口座から差し引かれることになります。


>>取引コストで比較




取引例

取引例は、各社取引要綱をご覧ください。     >>各社CFD取引要綱




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